第2部の最後は、外界との接し方やライフスタイルを表す「判断的態度(J)」と「知覚的態度(P)」です。この違いは、「夏休みの宿題をどう進めるか」を想像すると非常にわかりやすいです。

判断的態度(J)を指向する人は、物事を整理し、計画を立てて、決着をつけていくことを好みます 。スケジュールに沿って着実に進め、早めに終わらせることで安心感とエネルギーを得ます 。ゴールを設定したら、予定通りに体系立てて進むことに重きを置きます 。宿題は最初の1週間で計画的に終わらせるタイプです。

知覚的態度(P)を指向する人は、状況をコントロールするよりも、臨機応変に柔軟に対応していくことを好みます 。できるだけ選択肢を開いたままにしておき、新しい情報を取り入れながら、最後の最後まで変更の余地を残しておくことでエネルギーを得ます 。宿題は、期限ギリギリになって一気にドライブをかけて仕上げるタイプです

ビジネスの現場では、Jタイプは「早く決めてスッキリしたい」と考え、Pタイプは「もっと良いアイデアが出るかもしれないから、まだ決めたくない」と考えます。

■ 人事担当者のためのAction

納期に対するアプローチが全く異なるため、お互いに「計画性がない(Jから見たP)」「頭が固すぎる(Pから見たJ)」とストレスを抱えがちです。

チームマネジメントにおいては、Jタイプには「明確なマイルストーン(中間目標)」を設定して安心感を与え、Pタイプには「最終期限」だけをしっかり握り、そのプロセスの中での柔軟性や自由度を担保してあげることが、双方のパフォーマンスを最大化する秘訣です。

次回からは第3部に入ります。この4つの指標がどのように組み合わさり、心の中でチームワークを発揮しているのか。MBTIの真骨頂である「タイプダイナミクス」について解説していきます。