こんにちは!前回は「その目標、本当に自分のもの?」という話をしました。今回は、いよいよ本題の「CMBO」ってやつが何者なのか、ざっくりご紹介します。
■そもそも「MBO」ってなんだったっけ?
MBO(Management by Objectives)=目標管理。
これはもともと、「会社の目標と個人の目標をリンクさせて、ちゃんと成果を出そうぜ!」っていう考え方です。昔は「管理」っていう言葉通り、上司がちゃんと部下を管理して、成果を出すためのツールだったんですね。
ところが…。
■MBO、気づいたら“形だけ”になってない?
今、多くの会社でこんな声が聞こえてきます。
「期初に目標書いて、期末に自己評価して終わり」
「結局、評価のための書類づくりじゃない?」
「やらされ感しかない…」
これ、MBOの本来の目的から離れてしまってる証拠です。
そこで登場するのがCMBO!
■CMBOって、なにが違うの?
CMBOは「Creative Management by Objectives」の略。
つまり、“創造的な目標管理”です。
ポイントは、「数字を追う」だけじゃなくて「人の成長・行動・気づき」にも目を向けること。
もうちょっと言うと、「自分で考え、自分で決めて、自分で動く」ためのマネジメントです。
■CMBOの特徴をざっくり3つで!
目標は“上から言われる”ものじゃなく、自分でつくる
評価は“できた・できない”だけじゃなく、“どう頑張ったか”も見る
会話(対話)を通じて、目標が進化していく
なんとなく、今までの「目標管理」よりも、人に寄り添った感じがしませんか?
■まとめ:CMBOは“自分と組織”をつなぐ橋
CMBOって、結局は「働く自分」と「会社の目指す方向」をちゃんとつなげるものなんです。
自分がやってる仕事が、ちゃんと意味あるものになる。
自分の成長が、ちゃんと会社の力になる。
そんな目標管理を、これから一緒に考えていきましょう。
次回(第3回)は、「やらされ感」から抜け出すヒントについてお届けします!