こんにちは!このコラムでは「CMBO(Creative Management by Objectives)」っていう、ちょっと新しい目標管理の考え方について、全12回でわかりやすく紹介していきます。
初回のテーマはズバリ、「それって、ホントに目標になってる?」です。
■よくある“目標”ってこんな感じ?
たとえば、こんな目標見たことありませんか?
「売上を前年比110%にする」
「クレームを減らす」
「新人を早く一人前に育てる」
もちろん、どれも大事なことです。でも正直、「これ、自分の目標っていうより“やれって言われたこと”じゃない?」って思ったことありませんか?
目標管理(MBO)のはずが、「上司に言われたことを紙に書くだけ」になってる…。
そんな“なんちゃって目標”が、実はあちこちで増えています。
■目標って何のためにあるの?
本来、目標って「やらされるもの」じゃなくて、「自分がどう成長したいか」「何を大切に働きたいか」を形にしたもの。
だから、売上数字も大事だけど、
「お客さんに“ありがとう”って言われる回数を増やす」
「自分の強みを活かして提案してみる」
「月1回、先輩にフィードバックをもらう」
みたいな“行動”や“気づき”も立派な目標になります。
■CMBOは「自分ごと」にする目標管理
CMBOでは、「上からの目標」じゃなくて、「自分と組織のつながりを見つける」ことを大切にしています。
自分は何が得意で、何にやりがいを感じるのか?
それを活かして、会社にどう貢献できるか?
そんな対話を通じて、自分で“納得感”のある目標をつくっていく。それがCMBOのスタートラインです。
■まとめ:小さな「問い」から始めよう
いきなり完璧な目標を立てなくてもOKです。
まずは、こんな問いから考えてみてください。
「今、自分が頑張ってることって何だろう?」
「どうしたら、もっと楽しく仕事できるかな?」
次回は、そもそも「CMBOって何者?」というテーマで、もう少し深掘りしていきます!